2014年1月25日土曜日

The Last 早慶戦 in 東伏見





1月13日、東伏見。

第78回早慶アイスホッケー定期戦が行われました。







校歌斉唱。






このチームで最後の試合だ。






観客は1500人超え。






両校の応援団もはいり、リンクは熱気に包まれた。

やはり学生スポーツっていい。







試合は慶応の先制点で始まり、盛り上がるリンク。

しかし早稲田が落ち着いてすぐ同点に。

試合は振出しにもどります。








慶応大学は気合いのホッケー、激しいプレースタイルが強み。

今年こそ連敗を食い止めたい慶応。

一方早稲田、インカレで4年ぶりの優勝を果たした、史上最強のチームワークが持ち味だ。

4年生を中心に、みんなで最後の早慶戦を戦います。







早稲田はその後2点を加え、3−1と早稲田リードで第一ピリオドが終了。

第2ピリオド、慶応執念のゴールで3−2に。

慶応の気迫は見事。敵ながら思わず拍手してしまう。

盛り上がる東伏見。

素晴らしい試合です。

第3ピリオド開始早々、早稲田4年生FWが慶応の隙をついてブレイクアウェイ。

4−2と早稲田リード。

その後慶応の反則で、早稲田のPP。

早稲田4年生CFの素晴らしいスラップショットがきまり、5−2と慶応を突き放し、その後、とどめの6点目が入って、試合は決まった。


早稲田最後のシフト。

4年生5人がアイスに乗った。







息子の最後のシフトです。

思い出が一杯つまった15年間。

嬉しい涙をたくさんもらった。

本当にありがとう。







試合終了。








最後はみんな笑顔で。






観客席には、たくさんの友達が応援に駆けつけてくれました。









いつも大きな声援を送ってくれた、たくさんの大切な大切な友達と。






4年生、マネージャー、監督/コーチ/トレーナーの方々。






仲良し3人衆、龍ノ口くん(中央)、寺井くん(右)と。






2年生の時にお世話になった元トレーナーの佐柄さんと。






怖いけど頼もしい先輩、「Break Away」の林さんと。






「世界一の幸せ者」本当にお疲れさま!






最後に慶応大学アイスホッケー部4年生の選手のみなさん、魂のホッケー、感動しました。

息子のアイスホッケーは終わったけど、私たちはこれからも全ての選手達を応援し続けます。

PS;今日は息子の22歳の誕生日です。Happy Birthday!

2014年1月13日月曜日

インカレ2014帯広






「第86回日本学生氷上競技選手権大会/インカレ」@帯広。

準々決勝では法政大学を、準決勝では去年の雪辱を果たして関西大学を破り、決勝戦に挑むことになった早稲田。

対戦相手は、準決勝で優勝最有力候補といわれた中央大を倒し決勝に勝ち進んだ、最強の選手層を誇る明治大学です。








これがインカレ決勝戦。

異様な空気につつまれる、極寒の「帯広の森アイスリンク」、試合開始。


緊張気味の早稲田に対して、ホッケーエリート集団の明治は強い。

終始明治のペースで試合が進むものの、早稲田一年生ゴーリーの好セーヴ連発で、なんとか守り抜き、第一ピリオド0−0で終了。


試合が動いたのは、第二ピリオド。

明治の反則で、PP(人数の多い有利な時間帯のプレー)のチャンスを得た早稲田。

早稲田ゴーリーから受けたパックを、CFが絶妙なパスでWingへとつなぎ、ブレイクアウェイのゴール。

歓喜の早稲田ベンチ。

しかし、その直後、明治が早稲田ゴール前の密集からパックを押し込み、同点に。


試合は1−1のまま、第三ピリオドへともつれ込む。








この日、明治のシュート数は早稲田の2倍以上になっていた。

明治、怒濤の攻撃。

こんなに強い明治を見たのは、本当に初めてなのだ。

エリート集団本領発揮です。

6分過ぎに、まさかのアクシデント。

これまで何度もピンチを防ぎ、早稲田ゴールを死守してきた一年生ゴーリーが、負傷退場。

この一年、一番の成長株として何度もチームの危機を救ってきた若き守護神、無念の途中退場、、、、。

まさか、まさか。

でも、一番「まさか」と思ったのは、バックアップとしてベンチ入りしていた早稲田2年生ゴーリー本人でしょう。

「ここで俺〜!?」って。

なんと、屈伸4回で交代です!

チームみんなでゴーリーを守るぞ。

声を掛け合うベンチ。

試合再開。

容赦ない明治のシュートの嵐に、体をはって守る早稲田ディフェンス、パックに向かって飛び込む早稲田フォワード。

今シーズン一番のパーフォマンスを見せる2年生ゴーリー。

涙も凍り付くチーム一丸の死闘が続く。

両者一歩も譲らず、1−1のまま第三ピリオドが終了した。


試合は5分間の延長戦へ。

しかし、それでも決着はつかず、GWS(両チームそれぞれ3人ずつのシュート合戦)へ。

3人終わって、お互いにゴールは一本ずつ。

ついにサドンデスへ突入。

4人目、早稲田も明治もゴールをはずす。

そして、早稲田5人目、4年生DFが意地のゴールを決める。

優勝目前、これで守れば優勝だ。

明治の5人目のシュートを、途中から出場の早稲田2年生ゴーリーが見事にセーヴ!

勝った!

悲願のインカレ優勝!!!



















リンクの真ん中で歌う「紺碧の空」。







胴上げ。






本当におめでとう!






学生日本一、National Champions!!





チームを率いた4年生;左から、松浦君(#9)、龍ノ口君(#7)、山田君(#6) 、マネージャー伊藤さん、羽刕君(#23)、マネージャー小川さん、息子(#10)。





早稲田の第一ライン、左から;山田君(4年DF)、青木君(1年FW)、息子(4年CF)、池田君(3年FW)、堰合君(1年DF)。



選手層という意味では、決して恵まれているとはいえない早稲田。

でも、チームワークを最大の武器に戦ってきた。

頂点へ向けた戦いの前に、3位決定戦で中央に敗れた関大4年生の涙にまみれた笑顔の声援を受けた。

「たか、絶対に優勝しろよ。」

早実出身で、今は同好会アイスホッケー部でプレーする仲間達も、遥々この帯広まで駆けつけてくれた。

早実の誇りをかけて。

たくさんの人達の、たくさんの想いがつまった、今年のインカレ。

明治大学は、本当に強かった。

でも、その最強明治に挑み、チーム一丸となって、最後まで見事に戦い抜いた早稲田は、私たちの誇りです。

本当に本当に素晴らしいチームでした。

たくさんの感動を、本当にありがとう!






さよなら、帯広。