9月中旬に始まり、2ヶ月間におよんだ「関東大学アイスホッケーリーグ戦」。
今日( 11 / 24 / 2013 )はついにその最終戦。準優勝をかけた「早明戦」です。
大学で4年間プレーしてきた息子にとって、これが東伏見リンクでの最後の公式戦となりました。
早稲田にとっては、この試合で絶対に明治を倒し、週末に札幌で行われる「アイスホッケー全日本選手権」への出場権を獲得するための大事な試合でもありました。
試合前の練習風景。
両校整列。
いよいよ試合開始。
がんばれ、早稲田!
緊張の中始まった早明戦。
第1ピリオド 明治いきなり先制。
なかなかリズムに乗れない早稲田はあっけなく2点を追加され、0−3明治のリードで1ピリを終える。
早稲田応援席の重苦しい空気。
2年生DFのコメディアン系父さん「このまま倒れそう、、、、。」
そんなこと言わないでー。
解説者なみ知識豊富な3年生FWの父さん腕組み。
「明治の1点目で相手に”打てば入る”という気にさせてしまった。何とかしなくては。」
何とかって。一体どうしたらいいんですか?
うちの父さん思いっきりマジ顔。
「参ったなぁ。とにかく、第2ピリオドに1点をかえさないと。」
そんな簡単におっしゃられても。
父兄達が不安の言葉を口にしている頃、早稲田のロッカールームではこんな会話がされていた。
ゴーリー「3点も入れられてすみません。」
プレーヤー達「いや、前回の東洋戦ではゴーリーに助けられた。今度は俺たちが点を取りにいくぞ。」「まだ40分もあるじゃないか。1点ずつとっていこう!」
全員「よし、いくぞー!」
Music全開〜〜〜!!
ってかんじで、第2ピリオドへ突入!
第2ピリオド開始まもなく、明治反則。
このチャンスに、早稲田は見事なパワープレーで1点をもぎ取り、反撃ののろしを上げると、奇跡の猛攻開始。
早稲田は、スピードと迫力ある攻撃で、このピリオド、なんと5得点!をあげる。
早稲田の気迫あふれるプレーの前に、明治は完全にコントロールを失い、結局5−3、早稲田リードで第2ピリオドを終えた。
いつも冷静エレガント系1年生FWの父さん、このときばかりは興奮気味。
「こんな試合ってあるんですかねぇ。見たこともない試合ですよぉ。」
腕組みの3年生FW父さん。
「一日のうちに全く違う2試合をみているような気分です。いやぁ、本当にすごい。」
うちの父さん笑顔全開「まさか第1ピリオドに3点もとられるとは思わなかったけど、明治もまさかそのあと5点入れられるとは思わなかっただろうね!」
ほんと、ほんと!
信じられない復活劇。この時点で私はすでに放心状態。
第2ピリオドの奇跡の大逆転の後、早稲田は第3ピリオドにも2点を追加。
結局、7−4早稲田勝利で試合終了です。
早稲田は見事秋リーグ準優勝を果たしました。
*第3ピリオドに負傷した3年生のエースFWですが、試合後の懇親会で元気な姿を見せてくれました。彼は秋リーグ、見事得点王に輝きました。
おめでとう!そして本当にお疲れ様!
試合後の息子「本当に楽しい試合だった。ゴール後のあの景色は忘れない。あの瞬間があるから苦しい練習もがんばれるんだよね。」
本当に本当によかった。
さあ、次はアイスバックスだ!みんなで札幌に行きましょう!
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