2012年5月5日土曜日

京都への旅(2)/奈良へ





旅の2日目は電車に乗って、奈良へと足をのばします。






生憎の雨降り。

奈良駅から市内循環バスに乗って東大寺へ向かいます。







鹿のお出迎え。






あっちにもこっちにも鹿が、、、、。

そして東大寺。






東大寺(華厳宗)は奈良時代(8世紀)に聖武天皇により建立されたお寺です。

東大寺の玄関、国宝南大門。高さ25メートル。






古の風がはためく。







運慶、快慶作「金剛力士像」(仁王像)。






朱色の東大寺中門の向こうに大仏殿。







雨に打たれる中門。






多聞天像。

さて中門の回廊を経て、いよいよ国宝大仏殿(金堂)へ。










国宝「銅像盧舎那仏坐像」(奈良大仏)。






「木造虚空蔵菩薩坐像」






「木造如意輪観音菩薩像」






華厳宗の世界観によれば、この大仏は大宇宙そのものを象徴する存在だそうです(たしか孫悟空のお話にありました)。






「広目天像」







「多聞天像」。

「増長天像」「持国天像」(ともに頭部のみ安置)を加えて「四天王像」。

*「四天王」とはメインとなる仏像の4隅に配置され、邪気を踏みしめて立つ守護神とされています。


この日5月2日は「聖武天皇祭」だそうで、大きな法要が行われていました。










雨の東大寺にさようなら。

電車に乗って「法隆寺」へと向かいます。







個人的に最も楽しみにしていたお寺です。







「法隆寺」(聖徳宗、伝607年創建)は日本仏教興隆の祖、聖徳太子が創建したと伝えられています。

西院伽藍は飛鳥時代の姿を現在に伝える”世界最古”の木造建築。






国宝中門と金剛力士像。









国宝五重塔。高さ約32.5メートル日本最古の五重塔です。

塔は釈尊の遺骨を奉安するためのものであり、仏教寺院において最も重要な建物とされています(パンフレットより)。







国宝大講堂。






国宝金堂&五重塔。






手前金堂内には聖徳太子のために造られた金銅釈迦三尊像(飛鳥時代、593~694年頃)や
日本最古の四天王像(白鳳時代、645~710年頃)などが安置されています。

そして国宝回廊。






「法隆寺」は本当にすごい。まさに太古の昔にタイムスリップしたような錯覚を覚えました。

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