旅の三日目。
少し早起きしてノートルダム寺院へ。
*今年850周年を迎えたノートルダム寺院( Norte-Dame de Paris )。
ゴシック建築の最高傑作として、どの角度から見ても完璧な美しさを誇る。
フランス語で「私たちの貴婦人」という意味から、聖母マリアに捧げられた大聖堂と言われています。
1163年着工〜 1345年完成。
1789年に始まったフランス革命以降、宗教を批判する市民により、破壊と略奪が繰り返され、大聖堂は廃墟と化したが、Victor Hugoの「 Notre-Dame de Paris(1831)/ノートルダムのせむし男」の出版がきっかけで、1845年から修復開始、 1864年に完了した。
次はオルセー美術館( Musee d'Orsay )へ。
もちろん写真は撮れませんでしたが、セザンヌの作品にはかなり感動。
ゴッホを見落としたのがちょっぴり残念でした。
時計台越しにルーブル美術館が見えます。
お昼、近所のベーカリーでランチを買って、ルクセンブルグガーデン( Jardin du Luxembourg )でピクニック。
パリの学生気分を味わう。
ランチの後はお散歩がてら、娘が大学3年の留学時代に過ごした学校を訪ねました。
彼女はここでフランス語とアートの勉強をしていました。
近くのカフェで一休み。
コーヒーとレモンカスタードケーキがおいしかった。
さて次は、、、、。
今日最後の目的地「パンテオン( le Pantheon )」へ。
素敵なアパルトマンを見上げながら、、、。
パンテオンに到着。
美しい石畳。
前の広場からはエッフェル塔がよく見える。
*パンテオン( Panthèon de Paris )は、18世紀後半に教会として建設され、後にフランスの偉人達を祀る霊廟となった。
ひんやりとした地下のクリプト。
物理学者のキューリー夫人( Marie Curie )、作家ヴィクトル・ユーゴー( Victor Hugo )、哲学者ジャンジャック・ルソー( Jean-Jacques Rousseau )など多くの偉人の棺が安置されています。
まだまだ空き部屋もあり、これからどなたの棺が置かれるのでしょうか。
情けないことだが、私にとっては肝試し空間。
「ここで一晩寝たら$1000あげるって言われたらやる?」というお馬鹿さんな質問をしたら、Hちゃんは「$5000ならやる。」とキッパリ。
清水寺よりは怖くないかね、などと、意味不明なことを考えながらパンテオンを後にします。
名門パリ大学( Universitè Paris 1 Pantheon-Sorbonne )を見ながら家路につきました。
夕暮れの空に三日月。
パリの日没は午後10時。
ゆっくりと夜が更けていきます。
つづく。
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